レッツのふみだい
- 2020.03.21
- よんだ本

ひこ・田中&ヨシタケシンスケの世界がオールカラーの新装版になりました! 子どもの目線から描かれるひこ・田中さんの物語に、大人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんがイラストを描き下ろした「レッツ」シリーズ。ヨシタケさんが初めて子ども向けの書籍に取り組んだ記念碑ともいえる作品が再刊行されます。2巻目の本作は、4歳のレッツが、ふみだいにのると見える世界と、のらないと見える世界があるのにきづいてビックリ!(引用:学びライブラリー)
いちごメガネの感想
一番気に入ったところは、19ページのググー!ググググー!のページです。四つと半分の頃のこと、レッツが背伸びをすれば鼻まで見える様になったのです。ググー!と背伸びをしても、ググググー!と背伸びをしても同じです。どっちも同じ高さなのに、頑張って背伸びするところが可愛かったです。私がレッツだったら大きいふみ台の上に小さなふみ台をのっけて、母に「僕の背、高くなったよ!」と自慢するかもしれません。昨日、母にレッツのマネをしてググーっと、ググググー!っと背伸びをしてみたら、みたら、私の場合はググググー!っと背伸びをしたほうがちょっと背が高くなりました。
母の感想
寝る前に読むには、少し長い絵本でした。5歳の息子は半分もいかないうちに寝てしまいました。でも、内容が安定の可愛らしさ、面白さなので、娘と最後までスラスラ読めました。レッツという主人公の男の子は、小さい今だからこそ見える世界があることに気づき、それが大きくなったら見えなくなってしまうことにさびしさを感じながらも、今の世界を楽しんでいる男の子の姿がとても可愛かったです。レッツに、コンロの死角に落ちている、黒焦げになったもやしが汚いのを指摘されたり、机のしたの奥の方のすごいホコリを指摘されて「次の休みまでは忘れていなさい」といいながらあせっているお母さんにものすごく親近感を持ってしまいました(笑)
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