はじめてのおつかい を久しぶりに読んだ感想

はじめてのおつかい を久しぶりに読んだ感想

いちごメガネの感想

この本は小さいときに読んで、「おつかいっていいなぁ~。」と思うきっかけになった本です。ページ数は31ページで、冒険が好きで小さい子にお勧めです。赤ちゃんのために100円玉を握りしめて元気いっぱいはりきって出かけて行く『みぃちゃん』が、小さいとき読んだら「いいなぁ~。私もおつかい行きたいなぁ~」と思っていたけど今読んでみると、「かっわいぃ~!めっちゃ張り切ってるぅ~!💕」と思うという自分の気持ちの変化を感じて、成長って面白いなぁと思いました。本の内容的に1番心に残っているのは公園に行くときに通る坂で石につまずいて転んでしまった所です。じんじん痛むけどころころ転がっていく100円玉のことが心配ですぐに起き上がる、このシーンがすごいなぁと、心が切なくなるみたいな感じで感動しました。

母の感想

少しだけ本棚の整理をしていたら(まだ全然終わっていませんが)昔読んでいた絵本が出てきて、いちごが懐かしがって感想を書きたいと言い出しました。

この絵本は、いちごが小さいときに、ものすごく好きで何回も何回も読み聞かせをした記憶があります。この本を読んだ後、「おつかいにいきたい!いきたい!」といい出すいちごをあきらめさせるのがとても大変でした。幼いなりに、いかに自分がしっかりしていて、おつかいをしても大丈夫かをプレゼンテーションしてくるいちごに困りながらも、必死でなんかかわいい、と思っていました。我が家にも、テレビ番組の「はじめてのおつかい」のようなスタッフさん達が見守ってくれたらな、と何度も思いつつ、番組に申し込む勇気はありませんでした…。ちなみに未だにいちごの「おつかいに行きたい熱」は冷めておらず、たまに行きたいと言っています。(コロナの影響で行かせられませんが。)安心して外出できるようになったら、近所のコンビニでおつかいしてもらおうかと思っています。