スタンプに来た手紙 を読んだ感想

スタンプに来た手紙 を読んだ感想

いちごメガネの感想

この本の主人公である、スタンプという名前のねずみが、新聞配達を終わり、チュウチュウ通りにたどり着き、10番地、スタンプのおうちにつくと、いつもスタンプはほっとします。そんなスタンプにも一つだけ悩みがあるんだっていうのです。それは、自分宛のお手紙が来ない、そんな悩みだったのです。そこは3ページ読んだだけで出てきたので、最初は「なぁ~んだ、つまんない。この本、最初に結末言っちゃうタイプだ。」っと思っていたけど全然違いました。なんせ後の結末がちょこちょこ裏をかいてくるので、うきうき楽しく読めます。中身は、お手紙が欲しくてしょうがないスタンプが、郵便局で、新聞に「おたより求む チュウチュウ通り10番地のペンフレンドに…」と言って感じで書いて、新聞広告に載せてもらい、配達していきます。次の日から、日が経つごとにお手紙が倍々になっていく、というお話なんですが、最後にはチュウチュウ通りの皆に「ペンフレンドとは僕のことなんだ。今、大量のお手紙が来てて、明日までに返事を書ききれないから手伝って!!」というような形でお願いして手伝ってもらうのですが、私が想像した落ちは「結局スタンプが、次の日までに手紙の返事を書ききれずに、徹夜で返事を書いていたので、次の朝寝こんでしまい、出勤できずにいて、郵便局がみんなに「スタンプを探してください。」と依頼を出して、みんなでチュウチュウ通り10番地へ!!ドアを開けたらなんとなんとスタンプが!」っみたいな落ちだと思ってたけど、裏をかかれたのでちょっぴり悔しいです。