まかしとき!を読んだ感想 …かわいいお話
- 2020.11.08
- よんだ本

お手伝(てつだ)いをほとんどしたことがない、ななえちゃん。おばあちゃんのケガをきっかけに、お手伝いをして「ごちそう」を作(つく)ろうとしますが・・・。(引用:ベネッセ 学びライブラリーより)
いちごの感想
久しぶりに本の感想を書いています。今回紹介するお話は、お手伝いをほとんどしたことが無い主人公ななみちゃんが、おばあちゃんのけがをきっかけにお手伝いを頑張り始めるお話です。
この本にいいところは、最初はほとんどお手伝いをしていなかった女の子が、けがをしてしまったおばあちゃんのために、一生懸命(いっしょうけんめい)「お手伝い」を始める所です。そんな女の子の、おばあちゃんのために頑張る可愛いお話の中でも一番いいところは、 「ごちそう」 を作ろうとしている所です。おばあちゃんがけがをしてしまい、お父さんは仕事で遅く、お母さんは赤ちゃんを産(う)むため入院中(にゅういんちゅう)で、おばあちゃんを助けられるのはななみちゃんだけ!そこで、おばあちゃんに絵本の読み聞かせをしてあげて、おばあちゃんはいつの間にか眠っていて…。ななみちゃんは、ある事をしようと思うのですが、それがいいところの始まりなんです。ほんっとにかわいくって...。絵もかわいくて、お話もかわいいんです。そのある事とは↓
「そうや!わたしがばんごはんをつくろう!!」
そういって、エプロンを付け台所に立つのですが、そこの絵がほんと可愛いんです。だってエプロンがブカブカで、こしにひもを結べているのはいいのですが、肩にかける部分が届いてなくて、ビロ~ン!たれてしまっていて、とにかくかわいいんです。
あっそれからそのあとに献立(こんだて)を考えるのですが、どうやって作るのかわからず…。(゚∀゚)そこで、まずキッチンにあった野菜などの食材を全て切ってしまいました…。もったいないなぁ~。必要(ひつよう)な食材(しょくざい)だけ切ればいいのになぁ…。わかんないかなぁ~……。まぁそのあとにおにぎりを作ります。頑張って、頑張って作ります。でも、自分では納得いかない、ぐちゃぐちゃのおにぎり🍙お母さんの作ったおにぎりのようにしたかったのに…。その時お父さんがかえってきます!そしてこういいました。
「そうや。ごうかでなくてもこころを こめたら、『ごちそう』は、つくれるんやで」
そのあとお父さんと一緒にスープを作りました。もちろんおばあちゃんは大喜び!よかったね。そして、夜、おばあちゃんに言いました。
「あのな、わたし、おてつだい がんばったから、しっぷを いちまい はって」
次の日の朝、男の子たちに自慢していました。やっぱりかわいいなぁ。
ここまで読んでくださってありがとうございます。今回は結構長い文になってしまいました。今回紹介できなかかった部分もあるのですが、その紹介できなかった部分もすごくおもしろかったです。興味がわいたかた、是非読んでみてください。
母の感想:いちごが晩御飯を作るとき
「お手伝い」を題材にしたお話を読んで、私が風邪で寝込んでしまった時のことを思い出しました。
いちごは、普段あまりお手伝いをしません。宿題をする時間、明日の準備をする時間、自分の部屋を片付けるなどの自分の管理を出来る様になるのが最優先かと考え、私もあまりお手伝いさせようとはしていません。(本当はしてほしいですが(笑))
しかし、私が風邪などで寝込んでしまうと、途端にいちごが働きだします。私を助けようと、お水をもってきてくれたり、湯たんぽを温めなおしてくれたり、お世話をしてくれます。うどんをゆでて。おかずは大体、キャベツを切ったものを塩昆布で和える、といったサラダ的なものを作ってくれます。私が横になっている間、弟と2人でうどんと、そのキャベツの塩昆布和えのみをパクパク食べたあとに(かわいそう)、洗濯物をとりいれてくれました。パパが返ってくると、「あーーーーーー、つかれたあ…..。」と本音を漏らしていましたが。
お手伝いをしよう、という自発的な気持ちはまだあまり育っていないと思いますが、そういう私が子供の頃にもそこまでお手伝いはしていませんでしたし。でも、私が本当に困っているとき、体調が悪くてつらいときに、家族をなんとかしよう、ママのことを気にかけよう、という気持ちは順調に育っていると感じて、とても嬉しかったです。
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